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はじめに
海外移住の準備は「やることが多すぎて何から手をつけていいか分からない」状態になりがちです。私もパラグアイに移住する前はそうでした。
この記事では、移住6ヶ月前〜出国当日までにやるべきことを時系列のチェックリスト形式でまとめます。パラグアイ移住の実体験がベースですが、どの国への移住でも共通する項目がほとんどです。
この記事で分かること:
– 移住6ヶ月前から出国当日までの完全チェックリスト
– 各手続きの注意点と優先順位
– 見落としがちな準備項目
6ヶ月前〜3ヶ月前にやること
お金・金融関連
- [ ] クレジットカードを作る: エポスカード(海外旅行保険利用付帯 ※2023年10月に自動付帯から変更。旅行代金をエポスカードで支払う必要あり)+ 楽天プレミアムカード(プライオリティ・パス付き)。海外では新規発行できないので、日本にいるうちに必ず作る
- [ ] 銀行口座の整理: ネットバンキング対応の銀行口座を1〜2口座に集約。三菱UFJ、ソニー銀行が海外対応◎
- [ ] Wiseのアカウント開設: 海外送金の定番サービス。本人確認に数日かかるので早めに
- [ ] 投資・保険の見直し: NISA、iDeCo、生命保険は非居住者になると制限がかかるものがある。証券会社に確認
ビザ・書類関連
- [ ] パスポートの有効期限確認: 残存期間6ヶ月以上が目安。切れそうなら更新
- [ ] ビザの申請: 移住先のビザ要件を確認。パラグアイの永住権は比較的取得しやすい
- [ ] 国際運転免許証の取得: 車社会の国に行く場合は必須。免許センターで即日発行
- [ ] 戸籍謄本・住民票の取得: 各種手続きに使う。多めに取得しておく
- [ ] 各種書類のアポスティーユ認証: 移住先で必要な書類を外務省でアポスティーユ認証
スキル・仕事関連
- [ ] リモートワークの収入源を確保: クラウドワークスに登録して実績を作る。月5万円稼げる目処を立てる
- [ ] スペイン語(移住先の言語)の学習開始: スパニッシモ等のオンラインレッスンで基礎を固める
3ヶ月前〜1ヶ月前にやること
行政手続き
- [ ] 海外転出届の準備: 出国14日前〜当日に市区町村役場に提出。提出すると住民税が翌年非課税に
- [ ] 国民健康保険: 海外転出届で自動脱退。代わりの保険を準備
- [ ] 国民年金: 任意加入か脱退かを選択。任意加入の場合は銀行口座から引き落とし設定
- [ ] マイナンバーカード: 2024年5月以降、海外転出後もマイナンバーカードの継続利用が可能になった。ただし転出届提出時に継続利用の手続きが必要。出す前に市区町村役場で確認を
- [ ] 確定申告: フリーランスの場合、出国前に確定申告を済ませるか、納税管理人を選任
- [ ] 住民税の精算: 移住年の住民税を一括払いするか、分割の場合は支払い方法を確認
生活の整理
- [ ] 住居の解約: 賃貸の場合、退去予告(通常1〜2ヶ月前)を忘れずに
- [ ] 荷物の整理・処分: 持っていくもの、実家に送るもの、処分するものに分ける
- [ ] 郵便物の転送: 実家の住所に転送届を出す
- [ ] 携帯電話の契約: 海外でも使えるプラン(ahamo等)に変更、または解約してSIMフリー端末を用意
- [ ] 各種サブスクの確認: 解約すべきもの、海外でも使えるもの(Netflix、Spotify等はVPN経由で利用可能)
デジタル準備
- [ ] NordVPNの契約: 海外から日本のサービスにアクセスするのに必須。2年プランがコスパ最強
- [ ] クラウドストレージの整理: Google Drive、Dropbox等に重要書類のバックアップ
- [ ] パスワード管理: 1PasswordやBitwardenで全アカウントのパスワードを一元管理
- [ ] 二段階認証の確認: SMS認証が海外番号で受けられないサービスがある。認証アプリ(Google Authenticator)に切り替え
1ヶ月前〜1週間前にやること
- [ ] 海外転出届の提出: 出国14日前から受付開始
- [ ] 銀行のネットバンキング設定確認: VPN経由でログインできるかテスト
- [ ] クレジットカード会社に連絡: 「海外で使用する」旨を伝える(不正利用防止のロック回避)
- [ ] 保険の確認: エポスカードの付帯保険(90日間、利用付帯:旅行代金をエポスカードで支払うことが条件)の適用条件を確認。現地保険への移行計画
- [ ] 航空券の購入: 片道航空券でOK(パラグアイの場合。国によっては往復が必要)
- [ ] 持ち物リストの最終確認: パスポート、ビザ書類、クレジットカード、現金(米ドル推奨)、変圧器、常備薬
出国当日〜到着後にやること
出国当日
- [ ] パスポート・ビザ書類を手荷物に
- [ ] クレジットカード2枚以上を別々の場所に保管
- [ ] 現金(米ドル500〜1,000ドル程度)を持参
- [ ] スマホに翻訳アプリをダウンロード済み
到着後1週間
- [ ] SIMカード購入(パラグアイならTigoまたはPersonal)
- [ ] 住居の確保(事前に仮住まいを予約しておくと安心)
- [ ] 近くのスーパー、薬局、銀行の位置を把握
- [ ] 在外公館(在パラグアイ日本国大使館)に在留届を提出
到着後1ヶ月以内
- [ ] 現地の銀行口座を開設(永住権取得後)
- [ ] 民間保険に加入
- [ ] 携帯電話の本契約
- [ ] ネット回線の契約(光回線の開通に1〜2週間かかる場合あり)
私が一番見落としていたのは「日本の銀行口座の維持」。海外転出届を出すと口座を閉鎖される銀行もあるので、事前に確認が必要です。あと、国際免許証の取得も忘れがち。日本でしか発行できないので、移住前に必ず取っておきましょう。
💬 「完璧に準備してから移住しよう」とすると永遠に移住できません。このリストの8割くらいできたら「もう行ける」のサインです。残りは現地で対応できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 海外転出届は出さないとダメ?
A. 法的には1年以上海外に住む場合は届出が必要。出さないと住民税や国民健康保険料が課税され続けます。ただし年金の任意加入を続けたい場合は、出す前に手続きが必要。
Q. 住民票を抜くと不便なことは?
A. 国民健康保険が使えなくなる、一時帰国時に住所不定になる。なおマイナンバーカードは2024年5月以降、海外転出後も継続利用が可能になりました(転出届時に手続きが必要)。メリットは住民税・国保の支払い免除。
Q. 荷物はどうやって送る?
A. 日本郵便のEMS(国際スピード郵便)か、ヤマト運輸の国際宅急便。大量の荷物は船便(2〜3ヶ月かかるが安い)。パラグアイの場合、関税がかかる可能性があるので送り過ぎに注意。
Q. いくら貯金があれば安心?
A. 生活費6〜12ヶ月分が目安。パラグアイなら月10万円×6ヶ月=60万円が最低ライン。余裕を持つなら120〜180万円。
準備はリストがあれば怖くない
海外移住の準備は量が多いだけで、一つ一つは難しくありません。このリストを上から順にこなしていけば、漏れなく準備ができるはずです。
まずはエポスカードの申し込みとVPNの契約から。この2つは移住の何ヶ月前からでも早すぎることはありません。
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著者プロフィール
南米おやじ
パラグアイ・アスンシオン在住。海外移住のリアルな情報をこのブログで発信しています。
- ブログ: 南米おやじの海外生活ラボ
最終更新: 2026-03-03 | 初回公開: 2026-03-03
移住準備にかかるお金の具体的な内訳は、海外移住の準備資金は100〜200万円|費用内訳チェックリスト付きで詳しくまとめています。

