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はじめに
海外移住を決意したとき、「保険ってどうすればいいの?」と頭を抱えた人は多いはず。日本の健康保険は使えなくなるの?現地で病気になったら?そんな疑問に、パラグアイ・アスンシオンに家族で移住した私が実体験ベースでお答えします。
この記事では、以下のことがわかります:
- 海外移住後の日本の国民健康保険・社会保険の扱い方
- 民間の海外移住者向け保険の選び方と費用感
- クレジットカード付帯保険をうまく活用する方法
海外移住したら日本の健康保険はどうなる?
海外移住を考えるとき、まず気になるのが「日本の健康保険はどうなるの?」という点です。結論から言うと、住民票を抜いて海外に移住した場合、日本の国民健康保険(国保)は脱退することになります。
住民票と健康保険の関係
日本の国民健康保険は、「住民票がある市区町村に住んでいること」が加入条件です。海外移住に際して住民票を抜く(海外転出届を提出する)と、国保の資格も自動的に喪失します。
ただし、会社員の方が加入している社会保険(健康保険組合)は少し話が違います。会社に在籍したまま海外赴任する場合は、引き続き社会保険が適用されることもあります。しかし、退職して移住する場合はその時点で社会保険も失効します。
💡 ポイント: 住民票を残したまま実態だけ海外に移る「住民票残し」は、税務・保険の観点からグレーゾーンです。自治体によって扱いが異なるため、必ず移住前に役所で確認しましょう。
年金はどうする?
保険と合わせてよく聞かれるのが年金です。海外転出届を出すと国民年金の強制加入義務はなくなりますが、任意で継続加入(任意加入制度)することは可能です。将来の年金受給額を確保したい方は検討してみてください。
海外移住者向けの民間保険:どれを選べばいい?
国保を脱退したあとの「保険の空白」を埋めるのが、民間の海外旅行・海外移住者向け保険です。ここが一番悩むところではないでしょうか。
主な保険の種類と費用感
| 種類 | 特徴 | 月額目安(30代) |
|---|---|---|
| 短期海外旅行保険 | 最長1〜2年。滞在中の医療費をカバー | 5,000〜15,000円 |
| 海外長期滞在者向け保険 | 移住者向け。更新可能なものも | 10,000〜25,000円 |
| 現地の民間医療保険 | 現地の保険会社と契約。安価なことも | 現地物価による |
| クレカ付帯保険 | カード所持だけでOK。補償額に上限あり | カード年会費のみ |
パラグアイの場合、現地の民間医療保険が意外と充実しています。私が加入しているプランは月額日本円換算で約8,000〜10,000円程度(家族構成・年齢によって変動)で、主要な病院での診察・入院をカバーしてくれます。
日本発の海外移住向け保険を使う場合の注意点
日本の保険会社が提供する「海外旅行保険」の多くは、最長でも1〜2年が上限です。それ以上の長期移住を予定している場合は、現地の保険や専門の移住者向け保険(例:AXAのExpatプランなど)への切り替えを検討しましょう。
クレジットカード付帯保険を活用する:エポスカードが最強説
「保険料をできるだけ抑えたい」という方に必ず紹介したいのが、クレジットカードの海外旅行保険自動付帯です。
中でも私がアスンシオンでも重宝しているのがエポスカードです。年会費が完全無料にもかかわらず、以下の保険が自動付帯されます。
- 傷害死亡・後遺障害:最高500万円
- 傷害治療費用:最高200万円
- 疾病治療費用:最高270万円
- 救援者費用:最高100万円
- 賠償責任:最高2,000万円
「自動付帯」というのがポイントで、カードを持っているだけで保険が適用されます(利用付帯ではないため、カードを使わなくてもOK)。
ただし、エポスカードの付帯保険は継続的な長期移住には不向きな部分もあります(適用期間の制限あり)。あくまで「メインの医療保険の補完」として活用するのがベターです。
💡 ポイント: エポスカードのような付帯保険カードを1枚持っておくと、緊急時の保険ポートフォリオが一気に厚くなります。年会費無料なのでリスクゼロで試せます。
パラグアイ(アスンシオン)から実際にやってみた結果
私がアスンシオンに移住してから実際に組み合わせている保険構成はこちらです。
| カバー範囲 | 使っている保険 |
|---|---|
| 日常の通院・入院 | 現地パラグアイの民間医療保険 |
| 緊急時・救援費用の補完 | エポスカード付帯保険 |
| 日本一時帰国中の医療 | 日本の国保(任意継続せず、一時帰国時は旅行保険で対応) |
移住前は「保険が切れることへの恐怖」がかなり大きかったです。でも実際には、現地保険+クレカ付帯保険の組み合わせで十分カバーできると実感しています。
パラグアイの医療費は日本と比べてかなり安く、現地の民間病院でも質の高い医療が受けられます。実際に子どもが発熱して病院に行ったときも、保険を使って自己負担はほぼゼロでした。
💬 アスンシオンからでも、エポスカードの申し込みや管理はアプリで完結できます。むしろ海外在住者こそ、年会費無料で保険が手厚いカードを1枚持っておくべきだと思っています。
注意点・デメリット:保険の「穴」を知っておこう
正直なデメリットも書いておきます。
① 既往症は補償対象外になりやすい
民間保険・クレカ付帯保険ともに、移住前からある持病や既往症は補償されないことがほとんどです。持病がある方は、加入前に必ず告知内容と補償範囲を確認してください。
② 現地保険は日本語サポートがない
パラグアイの現地保険はスペイン語対応が基本です。契約内容の確認や保険金請求時にトラブルになることもあります。移住前に語学力をつけておくか、日本語対応の代理店を探しておきましょ。語学対策にはDMM英会話(スペイン語レッスンも対応)が便利です。
③ 保険の空白期間に注意
日本の国保脱退から現地保険加入まで「保険なし」の期間が生じるケースがあります。移住スケジュールに合わせて、出発前から海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q. 住民票を抜かなければ日本の国保は使える?
A. 形式上は使えますが、海外での医療費は後から7割が払い戻される「海外療養費制度」の利用になります。ただし、住民票を残すこと自体のリスク(脱税扱いなど)があるため、専門家への相談が必須です。
Q. パラグアイの現地保険は日本語で申し込めますか?
A. 基本的にスペイン語か英語での申し込みになります。現地の日本人コミュニティや移住サポート業者経由で契約するとスムーズです。
Q. クレカ付帯保険だけで海外移住の保険をまかなえますか?
A. 短期滞在であれば十分なケースもありますが、長期移住には補償額・期間が不足することがほとんどです。必ずメインの医療保険と組み合わせて使うことを推奨します。
まとめ
海外移住の保険について整理すると、以下の3点が重要です。
- 住民票を抜いたら国保は脱退になる。保険の空白を作らないよう、出発前から民間保険に加入しておく。
- 現地保険+クレカ付帯保険の組み合わせが、コスト・補償のバランスとして現実的。エポスカードは年会費無料で自動付帯なのでまず1枚持っておきたい。
- 既往症・語学・空白期間の3つのリスクを事前に押さえておくと、移住後のトラブルが激減する。
保険は「何も起きなければ無駄なお金」に見えますが、海外では何かあったときの金銭的ダメージが日本の比ではありません。しっかり備えて、安心した海外生活をスタートさせてください!
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著者プロフィール
南米おやじ
パラグアイ・アスンシオン在住。海外移住のリアルな情報をこのブログで発信しています。
- ブログ: 南米おやじの海外生活ラボ
最終更新: 2026年6月 | 初回公開: 2026年6月

