パラグアイの永住権の取り方を完全解説|必要書類・費用・期間を在住者が徹底ガイド【2026年版】

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パラグアイの永住権は、費用約25万円 で取得できます。2022年に施行された移民法(Ley 6984/2022)により、以前あった「銀行にUSD 5,000を預金する」という要件は廃止されました。現在の標準ルートは、まず一時滞在許可(Residencia Temporaria、有効期間2年)を取得し、その後永住権(Residencia Permanente)に変更するという2段階の流れです。学歴や職歴の審査はなく、世界で最も取得しやすい永住権の一つであることに変わりありません。

なお、SUACE(ワンストップ投資窓口)を通じた投資ルート(USD 70,000以上の投資+5名以上の雇用創出)であれば、一時滞在を経ずに直接永住権を申請することも可能です。

私はパラグアイのアスンシオンに住んでいて、実際に永住権を取得済みです。家族(妻と小学生の子供2人)も一緒に永住権を取得しました。永住権の取りやすさは、パラグアイを移住先に選んだ大きな理由の一つです。物価が安い、所得税が最大10%と低い、地震などの自然災害がない、一年中温暖——こうしたメリットに加えて、永住権のハードルの低さが決め手になりました。

この記事では、日本での書類準備から現地での申請、永住カード受け取りまでの全プロセスを時系列で 解説します。

ネットで「パラグアイ 永住権」と検索しても、出てくる情報は2020年前後のものが多く、旧法に基づいた古い情報(USD 5,000の預金要件など)がそのまま残っているケースがほとんどです。この記事は2026年3月時点、Ley 6984/2022施行後の最新情報です。

この記事を読むと、以下のことがわかります:

  • パラグアイの永住権が「世界一取りやすい」と言われる具体的な理由
  • 日本にいるうちに準備すべき書類13点のチェックリスト
  • 現地での申請〜取得までのステップバイステップの手順
  • 弁護士費用を含む総コスト(実際に払った金額)
  • 申請で失敗しやすいポイント5つと回避策
  1. パラグアイの永住権が「世界一取りやすい」と言われる3つの理由
    1. 理由①:資産要件が圧倒的に低い
    2. 理由②:学歴・職歴・語学力の審査がない
    3. 理由③:取得後の制約が少ない
  2. 永住権取得に必要な書類:完全チェックリスト
    1. 日本で準備する書類(出国前に必ず済ませる)
    2. パラグアイで準備する書類
    3. 銀行口座開設のリアル
  3. 永住権申請の手順:5ステップで完全解説
    1. ステップ1:弁護士を選ぶ【到着前〜到着直後】
    2. ステップ2:銀行口座を開設する【到着後1〜2週間】
    3. ステップ3:健康診断と住所証明を取得【到着後1〜2週間】
    4. ステップ4:移民局(Dirección General de Migraciones)に申請【到着後2〜4週間】
    5. ステップ5:永住権カード(Cédula de Identidad)の取得【申請から1〜3ヶ月後】
    6. 全体タイムラインまとめ
  4. 永住権取得の総費用:私が実際に払った金額
  5. パラグアイから実際に永住権を取ってみた感想
  6. 永住権申請で失敗しやすいポイント5つと回避策
    1. 失敗①:無犯罪証明書を開封してしまう
    2. 失敗②:書類の有効期限が切れる
    3. 失敗③:生活資金の準備が不十分
    4. 失敗④:弁護士の連絡が途絶える
    5. 失敗⑤:到着後の住居が決まっていない
  7. よくある質問(FAQ)
  8. まとめ:永住権取得は「日本での書類準備」が9割
    1. 海外生活に英語力は不可欠——オンライン英会話という選択肢
  9. 著者プロフィール
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パラグアイの永住権が「世界一取りやすい」と言われる3つの理由

Wise

海外送金、日本→パラグアイの送金、生活費の送金、為替手数料比較の文脈で使用

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「パラグアイは永住権が簡単」という話は聞いたことがあっても、「なぜ簡単なの?」まで説明している記事は少ないです。他国と比較すると、その異常なまでの取りやすさが見えてきます。

理由①:資産要件が圧倒的に低い

永住権の資産要件 その他の条件
パラグアイ 実質なし(2022年法改正で預金要件廃止) 一時滞在2年→永住権変更
アメリカ(EB-5) 投資USD 800,000(約1.2億円) 10名以上の雇用創出
カナダ 定住資金CAD 13,757〜(約150万円〜) ポイント制(学歴+職歴+語学力)
オーストラリア 資産証明必要(金額は変動) スキル審査+語学試験
マレーシア(MM2H) 2026年以降Tier制:Silver USD 150,000、Gold USD 500,000、Platinum USD 1,000,000 月収証明も必要
タイ(長期ビザ) 預金THB 800,000〜(約350万円〜) 永住権ではなくビザ

以前はUSD 5,000の銀行預金が必要でしたが、2022年の移民法改正(Ley 6984/2022)で廃止されました。現在は特定の資産要件なしで一時滞在許可を申請でき、2年後に永住権へ変更する流れです。

理由②:学歴・職歴・語学力の審査がない

カナダやオーストラリアは「ポイント制」で、大卒以上の学歴、数年間の職歴、語学試験のスコアがないと申請すらできません。パラグアイにはこの種の審査が一切ありません。高卒でも、無職でも、スペイン語ゼロでも申請できます。

理由③:取得後の制約が少ない

パラグアイの永住権は更新不要で、原則として永久に有効。就労制限もなく、起業もフリーランスも自由。メルコスール加盟国(ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイなど)への渡航もスムーズ。「取ったら放置でOK」に近い永住権です。

唯一の注意点は、パラグアイを3年(36ヶ月)以上連続で離れると失効する可能性がある こと(Ley 6984/2022)。ただし年に1回入国すれば(数日の滞在でOK)維持できます。メルコスール加盟国(ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイなど)への渡航がスムーズなので、周辺国への旅行がしやすいのも魅力。パラグアイを拠点にして南米各国を回れるのは、暮らしの楽しみの一つです。

永住権取得に必要な書類:完全チェックリスト

書類は「日本で準備するもの」と「パラグアイで準備するもの」に分かれます。最大の落とし穴は、日本の書類はパラグアイ到着後に取り直せない ということ。出国前に完璧に揃えてください。

日本で準備する書類(出国前に必ず済ませる)

# 書類名 取得場所 費用 所要日数 注意事項
1 戸籍謄本(全部事項証明) 本籍地の市区町村役場 450円 即日〜1週間 発行から3ヶ月以内 のもの
2 無犯罪証明書(犯罪経歴証明書) 住所地の都道府県警察 無料 2〜3週間 絶対に開封しないこと(開封=無効)
3 戸籍謄本の外務省アポスティーユ 外務省(東京 or 大阪) 無料 郵送5〜7営業日 原本を持参 or 郵送
4 無犯罪証明書の外務省アポスティーユ 外務省 無料 郵送5〜7営業日 未開封のまま提出
5 パスポート 有効期限が1年以上残っていること推奨
6 パスポートのコピー 顔写真ページ+入国スタンプのページ
7 証明写真 写真店 or 証明写真機 約1,000円 即日 5×5cm、背景白、6枚以上 用意

最重要ポイント:無犯罪証明書は絶対に開封しないでください。

封筒を開けた瞬間に無効になります。「中身を確認したい」という気持ちはわかりますが、開けたら最初からやり直しです。私の知り合いはこれを知らずに開封してしまい、再取得に1ヶ月以上かかりました。パラグアイの日本大使館経由で再申請できますが、日本の警察署から外務省アポスティーユ付きで発行してもらうのと比べて手間も時間もかかります。

💡 段取りのコツ: 無犯罪証明書は発行に2〜3週間かかるので最初に申請してください。その間に戸籍謄本の取り寄せ→外務省アポスティーユの申請を並行して進めると、最短3〜4週間で全書類が揃います。

パラグアイで準備する書類

# 書類名 取得場所 費用 所要日数 注意事項
8 パラグアイの銀行口座(任意) パラグアイの銀行 約500円 口座開設後即日 2022年法改正でUSD 5,000の預金要件は廃止。ただし口座があると生活基盤の証明として有利
9 健康診断書 現地クリニック 約3,000円 1〜3日 血液検査(HIV含む)必須
10 住所証明(Constancia de Domicilio) 最寄りの警察署 約500円 即日 賃貸契約書を持参
11 在パラグアイ日本大使館の身元証明 日本大使館(アスンシオン) 無料 即日〜数日 パスポート持参で出向く
12 全書類のスペイン語翻訳 公証翻訳人(Traductor Público) 約5万円 3〜7日 弁護士が手配してくれることが多い
13 公証人の認証 公証人役場(Escribanía) 翻訳費に含まれることが多い 翻訳と同時に処理

銀行口座開設のリアル

パラグアイで銀行口座を開くのは、永住権申請で最もハードルが高い工程 です。

理由は、外国人(特に永住権未取得者)に対して銀行が慎重だから。窓口に行って「口座を開きたい」と言っても、「永住権がないとダメ」と門前払いされるケースがあります。永住権を取るために銀行口座が必要で、銀行口座を開くために永住権が必要——この「鶏と卵」問題をどう突破するか。

答えは「弁護士の紹介状」です。 永住権申請を依頼した弁護士から銀行への紹介状(Carta de Presentación)を書いてもらうと、永住権未取得でも口座開設が可能になります。

私が利用したのはBanco Continental。弁護士の紹介状を持って行ったら、1週間ほどで口座が開設できました。Banco Itaúも外国人に比較的寛容です。

【写真: パラグアイの銀行窓口を挿入】

必要な持ち物:
– パスポート原本
– 弁護士の紹介状
– パラグアイの住所を証明できるもの(賃貸契約書など)
– 入金するお金(生活資金として現金 or 国際送金)

永住権申請の手順:5ステップで完全解説

書類が揃ったら申請です。以下の5ステップで進みます。

ステップ1:弁護士を選ぶ【到着前〜到着直後】

パラグアイの永住権申請は弁護士に依頼するのが一般的です。法律上は自分でも申請できますが、スペイン語の法的書類を自力で扱うのは現実的ではありません。

弁護士費用の相場:

弁護士のタイプ 費用(USD) 費用(円換算) メリット デメリット
現地弁護士(スペイン語のみ) 800〜1,200 12〜18万円 安い、現地ネットワークが強い 言語の壁
日本語対応弁護士 1,500〜2,000 22〜30万円 言葉の心配なし 割高
日系移住者の紹介弁護士 1,000〜1,500 15〜22万円 日本人対応の経験豊富 人気で予約が取りにくい

私はスペイン語がある程度できたので、現地弁護士にUSD 1,000(約15万円)で依頼しました。

弁護士選びで確認すべき3項目:

  1. 日本人の永住権申請の実績があるか(経験が多いほど書類ミスが減る)
  2. 費用に翻訳・公証費用は含まれるか(「別途」だと5万円以上プラスに)
  3. 連絡のレスポンスは早いか(遅い弁護士は手続きが数ヶ月延びる)

ステップ2:銀行口座を開設する【到着後1〜2週間】

2022年の法改正(Ley 6984/2022)により、以前必要だった「USD 5,000の銀行預金」は廃止されました。ただし、パラグアイで生活する上で銀行口座は必須なので、この段階で開設しておくのがおすすめです。弁護士の紹介状があれば、永住権未取得でも口座開設に応じてくれる銀行があります。

日本からの送金はWiseが最も手数料が安いです。日本の銀行から直接送金すると手数料が5,000〜8,000円かかりますが、Wiseなら1,000〜2,000円程度。

ステップ3:健康診断と住所証明を取得【到着後1〜2週間】

健康診断: 現地のクリニックで血液検査(HIV検査含む)と一般健康診断を受けます。費用は約3,000円、結果は翌日〜3日で出ます。大きな病院でなくても、移民局指定のクリニックなら対応可能。弁護士が指定の場所を教えてくれます。

住所証明: 賃貸契約書を持って最寄りの警察署(Comisaría)に行きます。「Constancia de Domicilio(住所証明)を発行してほしい」と伝えると、その場で書類を発行してくれます。費用は約500円、所要時間は30分〜1時間(待ち時間次第)。

ステップ4:移民局(Dirección General de Migraciones)に申請【到着後2〜4週間】

全書類が揃ったら、弁護士が移民局に永住権を申請します。申請日に本人が移民局に出向く必要があります。

移民局での流れ:

  1. 朝6〜7時に到着して番号札を取る(予約制ではない)
  2. 窓口で書類一式を提出
  3. 指紋採取と顔写真撮影
  4. 仮の受理番号を受け取る

所要時間は待ち時間込みで3〜5時間。私は朝6時に並んで、対応されたのは10時でした。パラグアイの公的機関では「待つこと」がデフォルトです。弁護士が同行してくれるので、手続き自体は弁護士任せでOK。

ステップ5:永住権カード(Cédula de Identidad)の取得【申請から1〜3ヶ月後】

移民局の審査が完了すると、正式な永住カード(Cédula de Identidad para Extranjeros)が発行されます。弁護士から「カードが発行されたので取りに行きましょう」と連絡が来ます。

このカードがパラグアイでの身分証明書になり、銀行取引、携帯電話の契約、車の購入、不動産の賃貸 など、あらゆる場面で使用します。日本のマイナンバーカード的な位置づけです。

全体タイムラインまとめ

【日本】書類準備           :3〜4週間
  └ 無犯罪証明書の申請      :2〜3週間
  └ 戸籍謄本の取り寄せ      :即日〜1週間
  └ 外務省アポスティーユ    :1〜2週間(郵送)
        ↓
パラグアイに到着
        ↓
【現地】銀行口座開設        :1〜2週間
【現地】健康診断・住所証明  :1週間
【現地】書類の翻訳・公証    :3〜7日
        ↓
移民局への申請              :1日(弁護士が代行)
        ↓
審査・承認                  :1〜3ヶ月
        ↓
永住カード受取              :承認後1〜2週間
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
合計:一時滞在許可まで約2〜4ヶ月(日本の準備期間含む)→ 2年後に永住権へ変更

永住権取得の総費用:私が実際に払った金額

費用をごまかさずに全部公開します。

項目 金額 補足
弁護士費用 150,000円 USD 1,000
書類のスペイン語翻訳・公証 50,000円 弁護士経由で依頼
健康診断 3,000円 血液検査込み
移民局の手数料 15,000円 申請料+カード発行料
住所証明・身元証明 1,000円 警察署+日本大使館
日本での書類準備 2,000円 戸籍謄本+写真代
証明写真 1,000円 5×5cm 6枚
その他雑費(交通費、コピー代等) 3,000円
合計 約225,000円

実際には予想外の追加費用(翻訳のやり直し等)が発生し、トータルで約25万円になりました。最初の見積もりは20万円だったので、見積もりの1.2〜1.3倍は準備しておく のが安全です。

なお、2022年の法改正でUSD 5,000の銀行預金要件は廃止されたため、上記の費用が実質的な総コストです。

パラグアイから実際に永住権を取ってみた感想

取得までの道のりで一番大変だったのは、意外にも日本での書類準備 でした。

無犯罪証明書の取得に2週間、外務省アポスティーユの郵送に1週間——パラグアイに出発する1ヶ月以上前から動き始めないと間に合いません。「来週出発するんですけど無犯罪証明書をください」では絶対に間に合わないです。

パラグアイ到着後は、弁護士のサポートで比較的スムーズでした。ただし、移民局での待ち時間は覚悟してください。朝6時に並んで対応は10時。この「4時間待ち」が地味にキツかった。椅子は硬いし、Wi-Fiはないし、トイレは……まあ、南米クオリティです。飲み物と充電器とKindle(暇つぶし用)は必須アイテムです。

永住権カードを受け取ったときは、正直ホッとしました。このカードがあると、パラグアイでの生活インフラがすべてスムーズになります。銀行口座のフル機能が使えるようになり、携帯電話のポストペイド(後払い)プランに切り替えでき、不動産の契約も楽に。

そして何より、「ビザの期限を気にせずに安心して暮らせる」 という精神的な安定感は大きい。90日の短期滞在で暮らしている知人は、3ヶ月ごとにブラジルとの国境まで「ビザラン」をしていますが、正直あれはストレスだと思います。

💬 永住権があるおかげで、パラグアイを拠点にして日本の企業とリモートワークしたり、ブログを運営する——という生活が安定して送れています。生活費が安いパラグアイで永住権を取り、日本円で稼ぐ。このモデルに興味がある方は、海外移住後の働き方をまとめた記事も参考にしてください。

【内部リンク: 海外在住者におすすめの副業5選の記事】

永住権申請で失敗しやすいポイント5つと回避策

私自身の経験と、現地で出会った日本人移住者の失敗談をまとめます。

失敗①:無犯罪証明書を開封してしまう

頻度: 非常に多い(日本人移住者の3人に1人がやると言われている)

対策: 封筒に赤字で「開封厳禁」と書かれていますが、読まない人が多い。受け取ったら即座にスーツケースの奥にしまい、パラグアイの弁護士に渡すまで触らないのが最善策。

失敗②:書類の有効期限が切れる

頻度: 出発が延期になった場合に発生

対策: 戸籍謄本は発行から3ヶ月以内。出国が予定通りに行かないリスクを考えると、出発の1ヶ月前 に書類を揃え始めるのがベスト。早すぎると期限が切れ、遅すぎると間に合わない。

失敗③:生活資金の準備が不十分

頻度: 計画なしで渡航した場合に発生

対策: USD 5,000の預金要件は2022年に廃止されましたが、到着後の生活費・弁護士費用・住居の初期費用などで最低でもUSD 3,000〜5,000程度は必要です。Wiseで日本から送金する際も、手数料や為替変動で目減りすることがあるので、余裕を持った資金計画を立てておきましょう。

失敗④:弁護士の連絡が途絶える

頻度: パラグアイの弁護士あるある

対策: 「月曜に連絡します」と言って木曜に返事が来るのは日常茶飯事。最初から「パラグアイのビジネス時間感覚」を理解しておきましょう。弁護士を選ぶ段階で「レスポンスの速さ」を最重視してください。初回の問い合わせに3日以上かかる弁護士は、申請中もそのペースです。

失敗⑤:到着後の住居が決まっていない

頻度: 短期旅行のノリで来た場合に発生

対策: 永住権申請には住所証明が必要なので、パラグアイ到着後すぐに賃貸物件を確保する必要があります。最初の1〜2週間はAirbnbに滞在しつつ、Facebook Marketplace(「alquiler departamento Asunción」で検索)や不動産サイトで物件を探す流れが現実的です。

よくある質問(FAQ)

Q. パラグアイの永住権は一生有効ですか?
A. 原則として更新不要で永久有効です。ただし、パラグアイを3年(36ヶ月)以上連続で離れると失効する可能性 があります(Ley 6984/2022)。年に1回パラグアイに入国する(数日の滞在でOK)ことで維持できます。失効した場合でも、再申請は可能です。

Q. 永住権があればパラグアイで仕事ができますか?
A. はい。就労制限はありません。現地企業への就職、自営業、フリーランス、リモートワーク、起業——すべて合法です。私は永住権をベースに、日本の企業とリモートで仕事をしつつ、ブログ運営にも取り組んでいます。詳しくは【内部リンク: 海外移住後の働き方・収入源5選の記事】を参照してください。

Q. 家族も一緒に永住権を申請できますか?
A. 配偶者と未成年の子どもは主申請者と同時に申請可能です。追加で必要な書類は、婚姻証明書(戸籍謄本から確認可能)と子どもの出生証明書。これらも外務省アポスティーユ+スペイン語翻訳が必要です。弁護士費用は家族分で1.5〜2倍(USD 1,500〜2,000)が相場。

Q. スペイン語がゼロでも永住権は取れますか?
A. 取れます。弁護士がすべての手続きを代行してくれるので、スペイン語力は申請に直接関係しません。ただし、弁護士とのやり取りに通訳が必要な場合があり、日本語対応弁護士を選ぶか、通訳を手配するかでコストが上がります。日本語対応弁護士はUSD 1,500〜2,000が相場です。

Q. 永住権取得後に市民権(パラグアイ国籍)は取れますか?
A. 永住権取得から3年以上 経過すると、パラグアイの市民権を申請する資格が生まれます。ただし、日本は法律上二重国籍を認めていないため、パラグアイ市民権を取得する場合は日本国籍の放棄が必要になります。多くの日本人は永住権のままにしています。

Q. 永住権の申請中はパラグアイから出国できますか?
A. 出国は可能ですが、申請中に移民局から呼び出しがかかることがあるため、弁護士と相談の上で短期間にとどめてください。特に指紋採取や追加書類の提出を求められた場合、本人が移民局に出向く必要があります。

まとめ:永住権取得は「日本での書類準備」が9割

パラグアイの永住権取得で最も大切なのは、日本にいるうちに書類を完璧に揃えること です。無犯罪証明書、戸籍謄本、外務省アポスティーユ——この3つが揃っていれば、パラグアイ到着後の手続きは弁護士に任せるだけ。

費用は約25万円。一時滞在許可の取得に2〜4ヶ月、その後2年の滞在を経て永住権に変更するのが標準ルートです。世界的に見ても最もハードルの低い永住権の一つです。

今日からできるアクション:住所地の警察署に無犯罪証明書の申請方法を確認してください。 申請から届くまで2〜3週間かかるので、ここを最初に動かすのが効率的です。その間に本籍地の戸籍謄本を取り寄せ、外務省アポスティーユの準備を進められます。


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海外生活に英語力は不可欠——オンライン英会話という選択肢

パラグアイに住んでいると、スペイン語はもちろんだが、ビジネスの場面では英語も求められる。私自身、オンライン英会話で地道にスキルを磨いてきた。家族みんなで学びたいならクラウティが使いやすい。1つのアカウントで家族全員が受講できるので、子どもの英語教育と自分のブラッシュアップを同時に進められる。ビジネスシーンで即戦力になる英語が欲しいならBizmatesが強い。ビジネス英会話に特化していて、海外でのミーティングや交渉の場で使えるフレーズが身につく。どちらも海外から受講できるので、移住先でも問題なく続けられる。

著者プロフィール

南米おやじ

パラグアイ・アスンシオン在住。2024年に家族でパラグアイに移住し、永住権を取得。移住の全プロセスと海外生活のリアルをこのブログで発信中。


最終更新: 2026-03-03 | 初回公開: 2026-03-03
※費用は2026年3月時点の為替レートで換算。法制度や手続きは変更される場合があるため、最新情報は在パラグアイ日本大使館または現地弁護士にご確認ください。

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