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「パラグアイって生活費どのくらいかかるの?」――これ、移住を考えている人から一番多くもらう質問です。
私はパラグアイ・アスンシオンに家族で移住して暮らしています。正直に言うと、日本の3分の1〜半分程度の生活費で、日本と同等かそれ以上の生活の質を維持できています。この記事では、私が実際に毎月払っている金額を包み隠さず全部公開します。
この記事を読めば、以下のことがわかります:
- パラグアイの1ヶ月の生活費の具体的な内訳(2026年最新)
- 日本との物価比較(食費・家賃・光熱費・交通費)
- 生活費を抑えるための具体的なコツ
パラグアイの生活費の全体像【2026年版】
まず結論から。私の家庭(夫婦+子ども)のアスンシオンでの月額生活費は約12〜15万円です。独身であれば8〜10万円あれば十分暮らせます。
日本で同じ生活をしようと思ったら、東京なら30万円、地方都市でも20万円はかかるでしょう。パラグアイは南米の中でも特に物価が安い国の一つで、ブラジルやアルゼンチンと比べても2〜3割安いです。
ただし注意点もあります。輸入品は日本より高い場合があります。日本の調味料、電化製品、ブランド品などは割高です。ローカルの食材や市場を活用すれば、驚くほど安く暮らせます。
生活費の内訳を完全公開
家賃:月3〜8万円
アスンシオン市内のアパート(2LDK〜3LDK)で月3万〜8万円程度です。私が住んでいるのは市内の住宅街で、3LDKのアパートが月約5万円(Gs. 3,000,000前後)。日本だと同じ広さなら最低10万円はするでしょう。
ちなみに、郊外のルケやサンロレンソに行けば2万円台の物件もあります。逆にビジャ・モラやカリオネスなどの高級住宅街だと15万円以上する物件もあり、ピンキリです。
食費:月2.5〜4万円
家族3人の食費は月約3万円です。内訳はこんな感じ:
- 牛肉1kg:約600〜900円(日本の半額以下。しかも美味い)
- 鶏肉1kg:約300〜500円
- 米5kg:約500円
- 野菜・果物:市場(メルカド)で買えば激安。マンゴー1個30円、アボカド1個50円
- 外食(ローカル食堂):1食300〜500円
- 外食(レストラン):1食1,000〜2,000円
スーパーよりもメルカド・クアトロやフェリア(青空市場)を使うのが節約のコツ。新鮮な食材が信じられないくらい安く手に入ります。
光熱費:月3,000〜8,000円
パラグアイの電力は世界最安レベルです。イタイプダム(世界最大級の水力発電所)のおかげで電気代がとにかく安い。
- 電気代:月1,500〜4,000円(夏場エアコンフル稼働でも4,000円程度)
- 水道代:月500〜1,000円
- ガス(プロパン):月500〜1,000円
- インターネット(光回線):月2,000〜4,000円(100Mbps〜300Mbps)
合計で月5,000〜8,000円程度。日本だと光熱費だけで2万円近くかかることを考えると、破格です。
交通費:月3,000〜1万円
アスンシオンはバスが主な公共交通機関で、1回約60〜80円です。ただし、バスの本数やルートが限られているので、多くの在住者は車やバイクを使います。
ガソリンは1リットル約120〜150円で、日本より若干安い程度。タクシー(Bolt/Uber)も初乗り200円程度と安いので、車を持たなくても生活は可能です。
通信費:月1,500〜3,000円
携帯電話は月1,500〜3,000円でデータ無制限プランが使えます。Tigo、Personal、Claroの3キャリアがありますが、私はTigoを使っています。日本の格安SIMと同じくらいの価格で、十分な通信品質です。
医療費:月0〜1万円
公立病院は無料ですが、正直なところ設備は十分とは言えません。私は民間のクリニックを利用しています。一般的な診察で2,000〜5,000円、歯科治療で3,000〜8,000円程度。日本の3分の1〜半分くらいです。
民間の医療保険に入る場合は月5,000〜15,000円程度。大きな病気やケガに備えるなら加入しておくべきです。
日本とパラグアイの物価を徹底比較
| 項目 | パラグアイ(アスンシオン) | 日本(東京) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 家賃(3LDK) | 5万円 | 15万円 | 約67%安い |
| 牛肉1kg | 700円 | 2,500円 | 約72%安い |
| ローカル食堂 | 400円 | 800円 | 約50%安い |
| 電気代(月) | 2,500円 | 8,000円 | 約69%安い |
| インターネット | 3,000円 | 5,000円 | 約40%安い |
| タクシー初乗り | 200円 | 500円 | 約60%安い |
| ビール(500ml) | 150円 | 300円 | 約50%安い |
パラグアイで実際に暮らしてみたリアルな感想
正直に言います。パラグアイの生活費の安さは本物です。でも「安いからラクかというと、そう単純でもない」というのが暮らした実感です。
メリットとして特に大きいのは、家賃と食費の安さ。日本で働いていた頃は家賃だけで収入の3割を持っていかれていましたが、パラグアイでは1割以下です。この差が精神的な余裕を生んでくれます。
リモートワークで日本円を稼ぎながらパラグアイで暮らす「地理的アービトラージ」は、実際にやってみて最高だと感じています。月15万円の収入があれば、日本では「ギリギリの生活」ですが、パラグアイでは「かなり余裕のある生活」になります。
一方で、日本食材が高い(醤油1本で1,000円以上することも)、Amazonが使えない、家電の選択肢が少ないといった不便さはあります。これは覚悟しておいた方がいいです。
生活費を抑える5つのコツ
1. 地元の市場(フェリア)を活用する
スーパーよりもフェリア(週末の青空市場)やメルカドで買い物すると、食費は3〜4割削減できます。野菜・果物・肉すべてが新鮮で安い。
2. 現地の料理を覚える
日本食を毎日作ろうとすると材料費がかさみます。パラグアイ料理(アサード、エンパナーダ、ソパ・パラグアジャなど)を覚えれば食費が一気に下がります。しかも美味しい。
3. 海外送金はWiseを使う
日本の銀行から送金すると、手数料だけで数千円取られます。Wiseを使えば手数料は銀行の10分の1以下。私は毎月の生活費の送金にWiseを使っていますが、年間で数万円の節約になっています。
4. 郊外に住むことも検討する
アスンシオン中心部にこだわらなければ、ルケやサンロレンソなら家賃は半額近くになります。最近は郊外のショッピングモールも充実してきているので、不便さは減っています。
5. VPNで日本のサービスを活用する
海外に住んでいると、日本のNetflixや銀行サイトにアクセスできないことがあります。NordVPNを使えば日本のIPアドレスで接続できるので、日本のサービスがそのまま使えます。月500円程度の出費で生活の質が格段に上がります。
注意点・デメリットも正直に書きます
- インフレに注意:パラグアイのインフレ率は年3〜5%程度。この記事の価格も1〜2年で変わる可能性があります
- 輸入品の割高感:日本製品、電化製品、ブランド品は日本の1.5〜2倍することも
- 医療レベルの格差:簡単な治療はOKですが、高度医療は隣国ブラジルまで行く必要がある場合も
- 為替リスク:グアラニー(Gs.)と円の為替変動で、実質的な生活費は上下します
- 治安面のコスト:セキュリティ付きの物件やガードマン付きの住居を選ぶと、その分家賃が上がります
よくある質問(FAQ)
Q. パラグアイで年金だけで暮らせますか?
A. 月10万円以上の年金があれば、夫婦2人でも十分暮らせます。実際にアスンシオンには年金生活の日本人シニアも増えています。家賃3万円+食費3万円+その他3万円で月9万円程度を目安にすれば、余裕のある生活ができます。
Q. 子どもの教育費はいくらかかりますか?
A. 公立学校は無料、私立学校は月5,000〜30,000円程度です。日本人学校はアスンシオンにありますが、定員が限られています。インターナショナルスクールは月3〜8万円です。
Q. 日本食は手に入りますか?
A. アスンシオンには韓国系・中国系の食材店があり、醤油、味噌、米など基本的な食材は入手可能です。ただし価格は日本の2〜3倍。納豆や豆腐は手作りしている在住者もいます。
まとめ
パラグアイの生活費は日本の3分の1〜半分程度。家賃5万円、食費3万円、光熱費6,000円、通信費2,500円、交通費5,000円で、家族3人の月額生活費は約12〜15万円です。
リモートワークで月15〜20万円稼げれば、パラグアイでは相当余裕のある暮らしが実現できます。もし「海外移住で生活費を下げたい」と考えているなら、パラグアイは真剣に検討する価値がある選択肢です。
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南米おやじ
パラグアイ・アスンシオン在住。海外移住のリアルな情報をこのブログで発信しています。
最終更新: 2026年4月1日

