パラグアイのビザ・永住権を取得する方法|必要書類・費用・手順を在住者が完全解説【2026年版】

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「パラグアイのビザってどうやって取るの?永住権って本当に簡単なの?」――ネット上には古い情報や誤った情報が溢れています。

私はパラグアイ・アスンシオンに家族で移住し、実際にビザ・永住権の取得手続きを経験しました。この記事では2026年4月時点の最新情報をベースに、ビザの種類から永住権の取得手順まで、実体験を交えて解説します。

この記事を読めば、以下のことがわかります:

  • パラグアイのビザの種類と選び方
  • 永住権取得の具体的な手順と必要書類(2026年最新)
  • 実際にかかった費用と期間

パラグアイのビザ制度の全体像

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パラグアイのビザ制度は他の南米諸国と比べてシンプルです。日本国籍の場合、まず知っておくべきことは観光での入国にビザは不要ということ。最大90日間の滞在が認められ、さらに90日の延長も可能です。

長期滞在・移住を考えている場合、主なビザの種類は以下の通りです:

1. 観光ビザ(査証免除)

日本国籍者は90日以内の観光であればビザ不要。入国時にパスポートに90日のスタンプが押されます。現地で90日の延長が可能で、合計180日まで滞在できます。「お試し移住」にはこれで十分です。

2. 一時滞在ビザ(Residencia Temporaria)

2022年10月の法改正以降、永住権を取得するにはまず2年間の一時滞在ビザを取得する必要があります。これが最も重要な変更点です。以前は直接永住権を申請できましたが、現在は原則として一時滞在→永住権というステップを踏みます。

ただし例外があり、以下のケースは一時滞在を経ずに直接永住権を申請できます:

  • パラグアイ国籍者の配偶者・子ども・孫
  • 投資家ビザ(一定額以上の投資がある場合)

3. 永住ビザ(Residencia Permanente)

2年間の一時滞在後に申請可能。取得すれば10年間有効で、更新も可能。パラグアイで就労・事業を行う権利が得られます。

永住権取得に必要な書類【2026年最新】

一時滞在ビザ(→後に永住権)の申請に必要な書類を、実体験ベースでまとめます。

日本で準備する書類

  1. パスポート(有効期限6ヶ月以上)+コピー
  2. 戸籍謄本(発行から6ヶ月以内)→外務省のアポスティーユ付き
  3. 無犯罪証明書(警察庁発行)→外務省のアポスティーユ付き
  4. 健康診断書(指定の感染症がないことの証明)
  5. 証明写真(5x5cm、4枚)

重要ポイント:戸籍謄本と無犯罪証明書は、外務省でアポスティーユ(国際認証)を取得した上で、パラグアイの公証翻訳人によるスペイン語訳が必要です。翻訳はパラグアイ到着後にやった方が安いです。

パラグアイで準備する書類

  1. 銀行口座の残高証明:パラグアイ国内の銀行口座に最低5,000米ドル相当の預金
  2. 住所証明:賃貸契約書または公共料金の領収書
  3. パラグアイの無犯罪証明書:Policia Nacional(国家警察)で取得
  4. 健康診断書:パラグアイの指定医療機関での診断
  5. 公証翻訳:日本の書類のスペイン語翻訳(traductor publico)

永住権取得の具体的な手順

ステップ1:日本での準備(出発2〜3ヶ月前)

戸籍謄本、無犯罪証明書を取得。外務省でアポスティーユを取得。これが最も時間がかかるステップで、無犯罪証明書は申請から発行まで2〜3週間かかります。

ステップ2:パラグアイ入国・銀行口座開設

観光ビザで入国後、まず銀行口座を開設して5,000ドルを入金。銀行はBanco Continental、Sudameris、Itauなどが外国人対応に慣れています。口座開設にはパスポートと現地の住所証明が必要です。

ステップ3:書類のスペイン語翻訳

公認翻訳人(traductor publico jurado)に日本の書類をスペイン語に翻訳してもらいます。費用は1書類あたり約5,000〜10,000円。翻訳には1〜2週間かかります。

ステップ4:移民局(Direccion General de Migraciones)に申請

全書類が揃ったら移民局に一時滞在ビザを申請。申請料は約20,000〜30,000円(Gs.換算で変動)。申請後、2〜6ヶ月で一時滞在ビザが交付されます。

ステップ5:セドラ(身分証明書)の取得

一時滞在ビザが交付されたら、Identificaciones(身分証明局)でCedula de Identidad(セドラ)を取得。これがパラグアイでの身分証明書になり、銀行取引や各種手続きに使えます。

ステップ6:2年後に永住権申請

一時滞在ビザで2年間滞在した後、永住権を申請。手続きは一時滞在ビザとほぼ同じですが、書類を最新のもので再提出する必要があります。

実際にかかった費用まとめ

項目 費用(目安)
無犯罪証明書 無料
アポスティーユ 無料
公証翻訳(3書類) 約15,000〜30,000円
移民局申請料 約20,000〜30,000円
セドラ発行費用 約2,000〜3,000円
銀行口座の預金要件 5,000米ドル(預けるだけ)
健康診断 約3,000〜5,000円
写真撮影 約500円
合計(預金除く) 約4〜7万円

他の国の永住権取得と比較すると、パラグアイは圧倒的にハードルが低いです。カナダやオーストラリアの永住権は何百万円もかかりますが、パラグアイは数万円+5,000ドルの預金で取得可能です。

パラグアイで実際にビザ手続きをしたリアルな体験談

実際に手続きを経験して一番困ったのは、スペイン語の壁です。移民局の窓口は基本的にスペイン語オンリー。英語はほぼ通じません。

私の場合は現地の日系人の方に通訳をお願いしましたが、正直なところビザ代行業者に頼んだ方がストレスは少なかったかもしれません。代行費用は10〜20万円程度が相場ですが、時間と精神的コストを考えると十分元が取れます。

もう一つ強調したいのは、書類は余裕を持って準備すること。パラグアイのお役所は「今日の担当者によって必要書類が違う」ということが普通にあります。書類が足りないと言われて出直し、というパターンを3回経験しました。全書類を複数コピーして、念のため持っていくのが鉄則です。

それでも他の国と比べたら、手続きは圧倒的にシンプル。5,000ドルの預金証明さえあれば、ほぼ確実に取得できるのは大きなメリットです。

注意点・よくある落とし穴

  • 2022年の法改正に注意:ネット上には「パラグアイは直接永住権が取れる」という古い情報が多い。2022年10月以降、原則として一時滞在→永住権というステップが必要
  • 書類の有効期限:無犯罪証明書、戸籍謄本は発行から6ヶ月以内。期限切れで再取得になると、日本に書類を依頼する手間が発生
  • 出国制限:一時滞在ビザ期間中、長期出国(6ヶ月以上)するとビザが無効になる可能性
  • 手続きの遅延:公称2〜3ヶ月の手続きが半年かかることも。パラグアイの行政はのんびりしています

よくある質問(FAQ)

Q. パラグアイの永住権があれば他の南米諸国に自由に行けますか?

A. メルコスール加盟国(ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ)への渡航は容易になります。ただし、自動的に他国の滞在権が得られるわけではありません。各国のビザ制度を別途確認する必要があります。

Q. 永住権を取得したら日本国籍は失われますか?

A. いいえ。パラグアイの永住権は「居住の権利」であり、パラグアイ国籍を取得するわけではありません。日本国籍はそのまま保持できます。ただしパラグアイ国籍の取得(帰化)を申請した場合は、日本の国籍法に基づく対応が必要になります。

Q. 家族の分も同時に申請できますか?

A. はい。配偶者と未成年の子どもは家族として同時申請が可能です。追加の書類(婚姻証明書、出生証明書など)が必要になりますが、手続きは並行して進められます。

まとめ

パラグアイのビザ・永住権は、2022年の法改正で「一時滞在2年→永住権」というステップが必要になりましたが、それでも他の国と比べて取得のハードルは低いです。

必要な預金は5,000ドル、手続き費用は約4〜7万円、期間は数ヶ月〜半年。パラグアイ移住を考えているなら、まずは観光ビザで入国して「お試し移住」し、気に入ったら一時滞在ビザを申請する、というステップがおすすめです。

なお、ビザの条件や手続きは変更されることがあります。最新の情報は在日パラグアイ大使館または在パラグアイ日本大使館の公式サイトで確認してください。

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南米おやじ
パラグアイ・アスンシオン在住。海外移住のリアルな情報をこのブログで発信しています。

最終更新: 2026年4月1日

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